理論:静電気:コンデンサ回路、電荷の保存
解説
コンデンサの直列回路(図1)は、回路両端の電荷とC個々の電荷はどれも同じになる(Q=Q1=Q2)。何で同じになるかは下図↓のようなイメージで考えている。
元々は右図のコンデンサC’ 1個だったと考える。C’ は距離d’ が大きく容量は小さかったが、左図のように2個に分割された結果、距離d が小さくなって個々の容量は大きくなった。ただし、合成容量は個々の容量より小さくなるので全体の容量CはC’ と変わらない。(右図と左図は等価)
また、分割されてC1とC2の内側に端子ができたのでそこに反対極性の電荷が発生した。これを問題↑のように配線を切り離すと、発生した電荷がそのまま保持されるので、分かれたC1とC2は同量の電荷を持つことになる。ただし、下図↓のように配線で接続された状態では、電荷の+とーがお互いに打ち消しあっているので電荷は消えている。
以上、個人的なイメージなので参考程度に。
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